さて、ドラム教室6日目。

今回はみっちり練習を積んできたので、授業もスムーズに進むだろうという気持ちで臨みました。

・・・が、それとはうってかわって、今回は「カエルの歌」を歌いながら、スネアで「タンタンタカタカ」とたたくという内容でした。

もちろん、なかなかうまくできず、ただひたすらこれをやり続けていたのだが・・・。
確かに歌いながらたたけたらいいけど、別にできたからって何かあるのだろうか?
それより技術をいろいろ教えてくれよ〜。
ってな気持ちでやっていた。

あれ!?
でも、なんでだろう?
やってるうちに楽しくなってきた。

そこで、先生が一言『この「タンタンタカタカ」が段々「カエルの歌」に聞こえてこない?』

確かに聞こえる!!

『これがドラムのおもしろいとこなんだよ〜』

俺の中でドラムに対する考え方が、根本的にくつがえされた瞬間だった。
いろんなバリエーションができて、そしてテンポが狂わないように、ただ技術の向上だけを求めていた自分。
確かに、それは大事な事。
気持ちを伝えるために、言葉は絶対不可欠だから。
でも、肝心の「気持ち」が俺にはなかったではないか。

歌いながらたたくのと、何も考えないでたたくのでは、楽器の奏でる表情に違いがある。
なんとなくそれは、俺にも分かった。

ただ、叩いてるだけでは、物にすぎない。自分で魂をふきこむことによって初めて生きてくる楽器なのだろう。ドラムというやつは。メロディとか出せないしね。

まったく奥が深いぜ・・・。

でも、もし「好きだ」という気持ちをこめたら、相手に伝わるのではないか?
そんな事を、今は本気で考えてしまう。

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NAO

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